ストレートアイロンで、髪が傷まない使い方は、乾いた髪に熱すぎない温度で素早くアイロンすることです。
ただ、髪が傷まないと言っても、アイロンで熱を加えているためダメージをゼロにすることはできません。
最近のストレートアイロンは髪が傷みにくい「ダメージケア機能」がついているものも多く種類も豊富。
くせ毛に困っている方にもピッタリのストレートアイロンが必ず見つかります。
ストレートアイロンで髪が傷む原因、長持ちさせる使い方のコツ、どのストレートアイロンを選べばいいかなど詳しくご紹介します。
ストレートアイロンの傷まない使い方
ストレートアイロンを使うとなぜ髪が傷むのか、髪が傷む理由や傷まない使い方をご説明します。
傷まない使い方が分かれば、ストレートを長持ちさせたり前髪もきちんとアイロンできたりストレートアイロンを安心して使えるんです。
ストレートアイロンで髪が傷む理由
ストレートアイロンで髪が傷む理由は、大きく分けて3つあります。
- 熱によるダメージ
- 摩擦によるダメージ
- 濡れたままストレートアイロンを使ったときのダメージ
一つずつ説明していきますね。
熱によるダメージ
髪の毛は主にタンパク質でできています。
このたんぱく質は熱にとても弱く、なんと60度くらいから熱の影響を受けると言われています。
ストレートアイロンは、機種によっては200度以上の温度を出せるものも。
クセが強い人は髪のクセを直そうとして、ストレートアイロンを高い温度でついつい使ってしまいます。
髪のタンパク質に熱のダメージを与えることで、髪がパサパサになったり切れ毛や枝毛が多くなってしまうんです。
摩擦によるダメージ
ストレートアイロンはプレートに髪を挟んでスライドさせます。
この時に、プレートと髪がこすれることで、髪のキューティクルがはがれたり傷ついたりしてダメージを追ってしまいます。
髪をまっすぐにしようとついつい余計な力をいれてしまうと、それだけ髪が傷つくことに。
一度はがれたキューティクルは治りません。
必要以上にストレートアイロンをあてることで、ますますパサついた髪になってしまうんです。
濡れたままストレートアイロンを使ったときのダメージ
髪が濡れたままのストレートアイロンを使ったときにも、髪は大きなダメージを負ってしまいます。
濡れたままの髪にストレートアイロンをあてた時、ジュっと音がして水蒸気が立ち上りますよね。
これは髪の毛が「水蒸気爆発」起こしていて、髪の毛の外側の水分だけでなく内側の水分も蒸発させている状態。
内部の水分を失った髪の毛は、大ダメージを追ってパサパサになってしまうんです。
傷まない使い方のコツ
髪が傷む原因を避けてストレートアイロンを使いましょう。
傷まない使い方のコツは、3つ!
- ストレートアイロンの設定温度を160~180度にして素早くアイロンする。
- プレート部分の摩擦が少ないストレートアイロンを使う。
- 髪の毛は完全に乾かしてからストレートアイロンを使う。
詳しく説明していきますね。
設定温度は160~180度
髪のタンパク質は60度から熱の影響を受けますが、髪が傷まないように60度以下でストレートアイロンを使っても髪のクセは治りません。
低温で長時間ストレートアイロンをかけることで逆に髪を傷めてしまいます。
熱を加えて髪がまっすぐになったりカールしたりするのは、だいたい160度から。
髪のクセをとる必要最小限の温度160~180度で、短時間でストレートアイロンを使うのがおすすめです。
プレート部分の摩擦が少ないストレートアイロンを使う。
ストレートアイロンのプレート部分は、摩擦を少なくして髪の毛をケアする機能をもった機種も売られています。
プレートがチタンやテフロン製なのがおすすめです。
ストレートアイロンを購入するときに、プレート部分にどういった工夫がされているのかもストレートアイロンを選ぶ基準にしましょう。
髪の毛は完全に乾かしてからストレートアイロンを使う。
髪の毛をドライヤーで乾かしてからストレートアイロンを使うのが面倒で、ついつい生乾きの状態でストレートアイロンを使ったりしていませんか。
髪の表面のキューティクルは、乾かさないと開きっぱなしになってしまいます。
髪を傷めないためにもよく乾かしてからストレートアイロンを使いましょう。
すぐ取れるストレートを長持ちさせる方法
ストレートアイロンをかけた後、髪が冷めるまで動かさないことがポイントです。
髪の毛は冷えるときに形が決まります。
髪が暖かい状態で動かすと、せっかくのストレートも取れてしまいます。
完全に髪を冷ましてから、スタイリング剤を軽く着けて形をキープさせましょう。
なおストレートアイロン専用のスタイリング剤もあります。
ストレートが長持ちする機能や髪をダメージから守る機能があるものも。
自分の髪に合うスタイリング剤を探してみましょう。
前髪の使い方
顔の印象を左右するため、前髪は特に重要な部分。
失敗しないコツをご紹介します。
基本的に、前髪に寝癖などがついていたら濡らして乾かしてある程度まっすぐにしてからストレートアイロンを使いましょう。
前髪の真ん中を手に取り、前髪の真ん中から下に向けてさっとストレートアイロンを当てます。
カールさせずにまっすぐの前髪にしたいならアイロンで角度はつけません。
カールさせたい場合は、前髪をカールさせて軽く指でスタイリングしましょう。
YouTubeで【3分で垢抜け前髪の作り方】を紹介していたので、参考にして下さいね(*^-^*)
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ストレートアイロンの選び方のポイント
ストレートアイロンを選ぶなら、こちらのポイントに気を付けて選んでみてください。
- 細かく温度設定できるか
- プレートの素材はなにでできているか
- プレートの長さと幅はどれくらいか
髪の毛の太さやクセの強さなど人によって違うため、ストレートアイロンをかける温度も微妙に変わってきます。
最適な温度でアイロンをかけるためにも、できれば温度設定は10度間隔で設定できるものがおすすめです。
プレートの髪への摩擦によるダメージ軽減に、プレート部分の滑らかさは特に重要。
髪が長く毛量が多い場合なら、プレートは長く幅広のものがおすすめですが、髪が短い人や前髪にアイロンをかけるには小さめのストレートアイロンが便利です。
目的に合ったものを選びましょう。
傷まないストレートアイロンおすすめ5選
傷まないストレートアイロンのおすすめを5つご紹介します。
おすすめ①:KINUJO
製品名 | 絹女~KINUJO~ |
サイズ | 約288(W)㎜×62(D)㎜×38.5(H)㎜ |
プレート温度 | 約130度~220度(10度単位で調節可能) |
電源 | AC100V 50/60Hz (国内線用) |
重量 | 本体約390g |
コードの長さ | 約2.5m |
KINUJOの特徴は、なんといっても独自開発の新素材「シルクプレート」です。
220度でも、プレートがみずみずしい状態をキープして髪の毛の水蒸気爆発を抑えるんです。
毛髪の水分保持量を最大約3倍に保つことで、キューティクルを整えてくれます。
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おすすめ②:EVERRON
製品名 | MY HONEY REMEDY EVERRON(エヴァロン) |
サイズ | プレート部分約L90×W24.5mm |
プレート温度 | 80℃~220℃ |
電源 | 100V ~ 240V 50/60Hz 40W |
重量 | ー |
コードの長さ | 約2.7m |
EVERRON(エヴァロン)のプレート部分とラバー部分に使われているトルマリンプレートとトルマリンラバー。
このトルマリンから出される育成光線が髪を内側からケアしてくれます。
トルマリンラバー加工により「間接熱」を使い、髪を熱のダメージから守って自然な仕上がりを実現しているんです。
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おすすめ③:Areti(アレティ)セオリー 2way ストレート カール ヘアアイロン
こちらはプレート部分が20㎜と15㎜にの2サイズで展開されています。
製品名 | セオリー 2way ストレート カール ヘアアイロン |
サイズ | 25(幅)×32(高さ)×260(奥行)㎜ |
プレート温度 | 80度~200度(5度ごとに24段階で設定) |
電源 | 100‐240V |
重量 | 本体185g |
コードの長さ | 1.6m |
温度が5度ずつに調節可能できて、髪への熱ダメージをコントロールすることができます。
プレート部分は高品質なセラミックコーディングで滑らかさを実現。
アイロン部分だけでなく、コードやコンセントなど細かいところにも使いやすさへの配慮がきちんとされているのも嬉しいポイントです。
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おすすめ④:Nobby by TESCOM
製品名 | Nobby by TESCOM プロフェッショナル プロテクトイオン ヘアーアイロン NIS3001 ストレート |
サイズ | 248(w)×32(D)×72(H)㎜ |
プレート温度 | 60℃〜210℃(5℃刻み・31段階/液晶表示) |
電源 | AC100-120V/200-240V |
重量 | 355g |
コードの長さ |
サロンで使われている業務用と同じく、ストレートアイロンが18秒で100度に到達し、5度ずつ調節が可能です。
プレート部分は、アボガドオイルでコーティングされていて、プレートの髪の毛のキャッチ力とすべり良さを両立。
温度ロックや温度メモリー機能など、使いやすさ抜群のストレートアイロンです。
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おすすめ⑤:サロニア
製品名 | SALONOAストレートヘアアイロン |
サイズ | ▼15mm 本体サイズ:約283mm×30mm×35mm プレートバレルサイズ:15×92mm ▼24mm 本体サイズ:約283mm×30mm×35mm プレートバレルサイズ:24×92mm ▼35mm 本体サイズ:約283mm×42mm×35mm プレートバレルサイズ:35×92mm |
プレート温度 | 120℃~230℃ |
電源 | AC100V~240V 50/60Hz |
重量 | ▼35mm 約385g ▼24mm ブラック・ホワイト:約345g グレー・ネイビー:約305g ▼15mm 約275g |
コードの長さ |
ストレートアイロンが立ち上がるまでたったの約30秒。
忙しいときでもすぐにストレートアイロンが使えて便利です。
プレート部分も髪を傷めにくいチタニウムコーディング、セラミックコーディングの2種類を機種によって使い分けています。
ストレートアイロンが初めての人におすすめの使いやすさです。
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まとめ
ストレートアイロンで髪を傷める理由は、熱ダメージ、摩擦ダメージと水蒸気爆発のダメージ。
最新のストレートアイロンは、髪のキューティクルを傷つけないようプレート部分にダメージケア機能を持っています。
ストレートアイロンを購入するときには、プレート部分の素材や幅などの大きさ、温度設定でできる範囲など確認してみてくださいね。
ストレートアイロンは使ってみたことがないという方も、この機会にぜひ使ってみてください!