金のなる木は、根腐れや凍傷になっても復活できるんです!
金のなる木はもともとは南アフリカ出身で熱さや乾燥、病気や虫害に強く手間のかからない多肉植物。
そんな生命力たくましい金のなる木の唯一の弱点が、寒さと水のやりすぎです。
葉が垂れ下がったりふにゃふにゃになったりして、びっくりするかもしれません。
ですが生命力の強い金のなる木は、ちゃんとお手入れをすれば復活してくれるんですよ(*^^*)
こちらでは、金のなる木が凍傷や根腐れを起こした時の症状や復活方法について詳しくご紹介します!
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金のなる木を復活させる方法
金のなる木は、枯れてしまう原因別に復活させる方法があります。
金のなる木が枯れてしまう原因は、大きく分けるとこちらの2つです。
- 根腐れ
- 凍傷
根腐れと凍傷になった場合には、どうすれば金のなる木を復活させることができるのか詳しく説明します!
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根腐れの理由と復活方法
金のなる木が根腐れする原因は、主にこちらの4つです。
- 水のやりすぎ(特に冬場)
- 用土の中のカビ
- 肥料のやりすぎ
- 根詰まり
どうして根腐れになってしまうのか原因と復活方法を説明します♪
理由1:水のやりすぎ(特に冬場)
一番多いのが、冬場に水をあげすぎることです。
金のなる木は乾燥に強い反面多湿には弱くて、水をあげすぎると根っこが腐ってしまいます。
基本的に多肉植物は、厚い葉っぱにたくさんの水分を貯めておくので土は乾燥しているくらいでちょうどいい状態になっているんです。
多湿を好む植物と同じように土が乾く間もなく水をあげるのではなく、土がしっかり乾燥した状態になってから水をあげましょう。
冬の水やりは月1~2回、温かい日中にあげる程度で大丈夫です♪
理由2:用土の中のカビ
用土が常に湿っているとカビも繁殖しやすくなります。
繁殖したカビが根に悪影響を与えて根腐れを起こす原因となってしまうんです。
土の表面にカビっぽいものが見えたら土を変えるなどして、衛生的な状況に戻しましょう。
理由3:肥料のやりすぎ
肥料のやりすぎは「肥料やけ」とも言われます。
肥料をやりすぎると浸透圧により金のなる木の根の水分が用土中に流れ出てしまい、水を吸い上げることができなくなってしまうんです。
金のなる木は肥料のあげすぎにも弱いので、肥料は必要最低限にとどめましょう。
肥料を上げる時期
鉢植えでは、4月から10月に『専用液肥 観葉植物』を1週間に1回を目安にを与えます。
または『ハイポネックスストレート液肥観葉植物用』を適度に与えます。
ハイポネックス 専用液肥
1滴に高濃度の養分が配合されています。
葉面からも吸収されやすい速効性のあるチッソを豊富に含み、緑を鮮やかに育ててくれます。
水でうすめて使うタイプです。
ハイポネックス ストレート液肥
観葉植物が必要とするチッソ・リンサン・カリなどの各種栄養素を含みます。
そのまま使える肥料です。
理由4:根詰まり
根詰まりは植木鉢いっぱいに根が張られてしまう状態で、植え替えをしていない鉢植えで起こりやすいんです。
用土中が根でいっぱいになることで用土中の酸素濃度が低くなると、酸素を嫌う細菌である「嫌気性細菌」が増えます。
そうすると金のなる木の根に嫌気性細菌が感染して根腐れを起こす原因になるんです(>_<)
鉢の底から根が伸びていたら間違いなく根詰まりを起こしているので、早めに植え替えを行いましょう。
復活方法
金のなる木の根腐れからの復活方法は、腐っている部分を切り落とすことです。
少しでも腐った部分が残らないよう多めにカットして、腐っている部分を完全に切り落としてから挿し木します。
挿し木する場合は、細菌対策として切り落とした断面部分を完全に乾かしてから!
冬場なら切り口の大きさにもよりますが、大体2週間程度で乾くので、それを待ってから新しく用意した衛生的な用土に植えつけましょう(^^)/
腐った部分を切り落とす際は、消毒等をした衛生状態のいい剪定ハサミなどでスパッと切り落とすことがお勧めです。
根腐れが進行して、根だけでなく幹がほとんど腐ってしまって場合でも大丈夫。
ほかの植物と違い金のなる木は葉っぱ一枚残っていれば、復活させることは可能なんです!
復活方法は葉の断面を下にして用土に軽く埋めておけばOK。
時間はかかりますが、葉から根が伸びて成長してくれます(*^^*)
この時も、葉っぱの断面を二日から数日間乾燥させてから土に挿しましょう!
環境によって違いはありますが、順調にいけば一か月ほどでかわいい根っこが出てきますよ。
凍傷の理由と復活方法
金のなる木が凍傷になってしまう原因は、こちらの2つです。
- 冬場の気温によるもの。
- 雪や霜によるもの。
理由1:冬場の気温によるもの
金のなる木は南アフリカ原産の植物なので、日本の冬の寒さは苦手です。
氷点下以下の気温になる地域で金のなる木を育てる場合、冬の間は屋内に入れましょう。
屋内に入れた場合も、夜間の冷え込みが伝わりやすい窓辺などには注意が必要です!
理由2:雪や霜によるもの
金のなる木は多肉植物のため、葉の一枚一枚にたくさんの水分を貯めこんでいます。
金のなる木の葉っぱの水分が凍るということは、細胞内の水分が氷になるということ。
氷になると水よりも体積が大きくなるので、その分膨張してしまって細胞壁を壊してしまいます。
つまりたった一回凍っただけで葉っぱの細胞そのものが死んでしまうんです(>_<)
復活方法
凍傷で黒くなったりブヨブヨになってしまった場所は、細胞が死んでいるため復活はできません。
凍傷した部分は自然と落ちるのでそのままにしておくこともできますが、心配なようなら剪定ばさみでカットしてしまうのもおすすめです。
凍傷が一部のみ
凍傷にあったのが一部だけで、しっかりした幹部分があればそのままでも復活することはあります。
凍傷が茎全体
茎全体が凍傷にかかってしまってくったりしているようなら、元気なところまでカットして挿し木をした方がいいかもしれません。
挿し木の方法は、根腐れの時と同様でカットした幹を十分に乾燥させてから衛生的な用土に植えてください。
同じく葉挿しもOKですよ(^^)/
枯れる理由と復活方法
金のなる木が枯れてしまう原因は、根腐れや凍傷を覗くと主に2つです。
- 日光不足
- 寒い時期の剪定
理由1:日光不足
日光不足は、冬場など寒さを避けて金のなる木を室内に引越しさせたときに起こりやすい原因です。
復活方法としては、室内に移した際には室内の日当たりのいい場所に置きましょう♪
特に冬場は日光不足になりやすいので注意してくださいね(*^^*)
ただし窓辺は夜間の冷え込みが厳しいので、夜は場所を移動させると安心です。
理由2:寒い時期の選定
金のなる木は日本の冬の気候に弱い植物のため、冬場に剪定するとそのダメージが尾を引いて復活することなく枯れてしまう原因になってしまいます。
気候が温かく日光も十分浴びることができる8月までには剪定を終わらせておきましょう!
復活方法
金のなる木の葉が落ちてしまったり茎がふにゃふにゃなってしまったりしても、どこか一部分でもしっかり健康的な幹や葉があれば復活することはできます。
ただし幹全体が腐ってしまったり葉の色が黒く変色したりするなど、全体的に枯れているのであれば残念ですが諦める必要があります(>_<)
大切な金のなる木を枯らさない為にも「金のなる木の育て方」を読んでみるものおススメです!
金のなる木がふにゃふにゃになった時の対処法
金のなる木のふにゃふにゃの部分は、基本的に腐っている状態です。
ふにゃふにゃになるのは
- 根腐れ
- 凍傷
- 虫害
といった3つの原因が考えられます。
根腐れの場合
根腐れの場合は、用土を掘り返すと根っこに近い幹の部分がふにゃふにゃしているのですぐわかります。
ふにゃふにゃになった時は、健康な幹部分を切り取って挿し木をしてみましょう♪
挿し木が上手くいくと、そこから復活してきます。
凍傷の場合
凍傷も同じく、腐った部分を取り除いて経過を見るか、ひどいようなら挿し木をすることがおすすめです。
虫害の場合
金のなる木は基本的に虫害に強い植物ですが、ナメクジがつくことがあります。
屋外で育てている場合、梅雨の時期など用土が常に湿っぽいためナメクジがつくことがるので注意しましょう。
ナメクジは見つけ次第駆除して、用土がなるべく乾燥するように置き場所を変えてみてくださいね。
ナメクジ退治には「MICナメクジ退治」がおススメです。
天然物由来成分からできている殺虫剤なので、犬・猫のいる場所でも安心して使用できますよ。
金のなる木の葉が葉が赤くなる理由
金のなる木の葉が葉が赤くなる理由はこちらの3つです。
- 寒さのため
- 凍傷
- 品種によるもの
- 水不足
寒さのため
金のなる木は寒さに当たると葉を赤くしますが、赤くなったからと言って腐っているわけではありません。
赤いままでも葉や茎がしっかりしていたら、そのまま様子を見守りましょう。
凍傷
凍傷でも葉は赤くなります。
ただし寒さのために赤くなった場合と違って細胞が壊死しているため、赤黒くなりやがて落ちてしまいます。
ひどい場合は腐った部分を切り離すなど対応が必要です。
品種によるもの
金のなる木の品種によっては葉の淵が赤くなるものもあります。
桜花月や紅花月は有名で、「金のなる木」の花月種は肉厚の緑の葉に赤い色がとてもきれいに映える品種なんですよ(*^^*)
金のなる木の「姫黄金花月」も葉が赤くなる品種ですよ(*^-^*)
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水不足
金のなる木はもともと乾燥に強く多湿に弱いので、水やりもほかの植物ほど頻繁に上げる必要はありません。
ただ逆に水をあげすぎないでいると、葉がしわしわになったり葉の裏が枯葉のような暗い赤い色になることがあります。
この場合は根が元気であれば水をあげることで復活するので、水をあげつつ様子を見守りましょう♪
まとめ
金のなる木は生命力の強い植物なので、根腐れや凍傷になっても一部が元気であれば復活することはできます。
根腐れで根が全部腐ったり根の近くの幹が全部ふにゃふにゃになってしまっていても、一部分が元気であれば挿し木や葉挿しで復活させることができるんです。
凍傷のときも同じように、元気なところがあれば大丈夫です(*^^*)
ただし段々と症状が進行する根腐れに比べて、凍傷は一回でもなったらその部分が死んでしまうので注意が必要です!
金のなる木は、冬の寒さと水のあげすぎに注意して育ててあげてくださいね(*^^*)
\縁起物と幸運をお届け/